薬膳と漢方の違いについて
これから、初心に戻り、このブログを薬膳や漢方に特化したものにしようと思うのですが、その前に自身の復習もかねて、薬膳と漢方の違いについて書こうと思います。ちょっと、ややこしい話になりますが・・w
ちなみに、過去ブログは整理しました
(グルメブログになってましたからね・・w)。
薬膳と漢方の違いについて
1.薬膳とは?
薬膳というのは、理論的には中医学に基づいています。
過去に薬膳についての記事を書きましたが、言葉の定義上の話を少し深堀しています。
★食用
季節や年齢、性別等に応じて食材の種類を正しく選ぶ等すること。
寒い季節には体を温めるもの、暑い季節には体を冷ますもの、子供や老人、女性にはそれに適したもの等を選択するイメージですね。
★食養
健康な人の食養生のこと。
かぜの予防、アンチエイジング、美容、精力アップ等。
★食療
体調の悪い時に、回復させる手段として、食べ物を選択すること。
体の弱っているときに、お粥や雑炊を食べるイメージですね。
★薬膳
上記の内容に、さらに生薬を合わせて病氣を治す目的の料理!
厳密には、これが薬膳です。狭義の意味ですね。
しかし、現在は、上記の食用、食養、食療、薬膳、すべてひっくるめて、「薬膳」と呼ばれています。このブログでも、この広義の意味で薬膳を取り扱います。
2.漢方とは?
漢方については、過去記事に簡単に説明していますが、
中国大陸から日本に伝わった伝統医療が、日本人に合うように独自に進化したものです。中国の中医学と漢方は、別物になるんですね。
よって厳密には薬膳と漢方は別物?
別物だから、薬膳の理論は日本人には合わない???
いえいえ、そんなことありません。起源は同じなので、理論的に似たようなところや同じところもあります。充分、日本人にも対応できます。
(中国と日本では気候が違うので、その点は考えます)
ただ、漢方薬の選択ということになれば、ちょっと話が変わってきますけどね。
参考記事↓↓↓
myself-shizen100.hatenablog.com
myself-shizen100.hatenablog.com
ちなみに、漢方上の食養生の料理ついて、何か言葉があるのかと言いますと、探しても見当たらないですね。なので、広義の意味で全部、「薬膳」と表現してもいいんじゃないかと思ってます。
3.今後の展望
引っ越しも終わり、落ち着いてきたら、自炊を始めます。
いろんな食材を解説しながら、薬膳理論を考えた料理をブログでアップできればと思っています。インスタにもツイッターにもブログにあげようと思っていまーす!
働きながらなので、週一でアップできればいいところかな?
宜しくお願い致します。