Maety Diary

調剤薬局・ドラッグストア・漢方薬局を渡り歩いている薬剤師のブログ! 気になるニュース、健康、映画、温泉、過去、思った事、いろいろ書きます!

漢方薬を勉強できるお勧めツール①


今回は、これから漢方薬を勉強したい人向け、私の個人的なお勧めツールです。主に薬剤師向けの記事になりますが、一般の人でも読みやすい書籍も書きました。

  

漢方薬を勉強できるお勧めツール①

 

1. 漢方には流派があるけれど・・

 

実は漢方には流派があるのです。江戸時代には「古方派(こほうは)」、「後世方(ごせいほうは)」などあり、その他、時代は異なりますが、「一貫堂」と言う流派などあります。「中医学」を勉強するという選択肢もあるかもしれません。どれを勉強するか?という話になりますが、最初はそんな細かい事は考えなくていいと思います。基礎的な概念を勉強する際は、流派もクソもありませんので(笑)

 

2.一般の人向け 漢方ってどんなもの?


一般の人向けの書籍で、漢方ってどんなもの?程度を知りたい場合は、分かりやすい漫画があります。「マンガで分かる東洋医学という本が、とても分かりやすいと思います。「東洋医学」と書いてあるので、漢方薬だけではなく、鍼灸、なども書かれています。

 

マンガでわかる 東洋医学

マンガでわかる 東洋医学

 

 

3.MPラーニング(薬剤師限定)

 
薬剤師だけど、漢方薬は初心者という人は、まず「MPラーニング」の漢方の講座を受けられると良いと思います。パソコンやスマホで講座を受けて、勉強する事ができますので、とても便利ですし、薬剤師研修センターのシールも設定すればもらえます。有料ですが、それほど高額ではありませんし、交渉すれば会社が社員の勉強のために出してくれるかもしれませんね。
かなり基礎から講座がありますから、安心して受けられます。私が受けてみて、とても分かりやすかったですね。講座数はかなりありますよ。

 

 

4.「漢方薬・生薬認定薬剤師」の資格の勉強をしてみる


これも、薬剤師限定になります。
MPラーニングに比べて、かなり高額になります。分厚いテキストが送られてきて、最終的に漢方薬・生薬認定薬剤師」資格をとるには、試験があります。私の印象としては、これを勉強することで、漢方薬の社会的背景的なことはよく分かります。また服薬指導・疑義照会なんかには活きてくると思います。この資格の講座だけで、漢方相談を実践できるかというと、ちょっと無理があるかなと思います。


この資格の講座は、実際に講座会場に赴いて受けても良いですし、ネット配信を受講することもできます。家で好きなタイミングで受けられるネット配信の方が断然便利です。会場に行かなくてすみますから、交通費もかかりませんし、好きなタイミングで休憩も取れますしね。

資格

写真AC

まだまだありますので、続きは次回の記事で書きたいと思います。