ダイエーでアプリ入れたら、さつま姫牛が当たった!
さつま姫牛が当たった!
ダイエーでアプリ入れたら、さつま姫牛が当たった!
1.ダイエーでイベント
先日、ダイエーに行きますと、あのガラガラ回す抽選機で何やらイベントやっていました!何かな~と思うと、ダイエーのアプリをスマホにインストールすると、抽選で景品がもらえるという事でした。はずれなしだったかな、うまい棒が大量に置いてあったので、最低でも、うまい棒が当たるというシステムなのでしょう!
2.特賞!さつま姫牛!
店員から、「アプリインストールしませんか?」と言われて、「いいっすよ!」と快諾!なぜか、迷いがなかったですね~。
ガラガラ~・・ポン!と出てきたのは、赤色!店員が「あ!特賞!」
初めて、こうゆうのに、当たりました!
特賞・・「さつま姫牛」
めちゃめちゃ嬉しかったですね!
もう、この日の晩御飯は、決まり!ステーキです!
3.さつま姫牛 調べてみた
はじめて知りました。「さつめ姫牛」って、ダイエー直営牧場で育てたブランド牛なんですね!
ダイエーは、1970年に直営牧場のダイエーセントラル牧場(現 鹿児島サンライズファーム)を設立し、預託農家のご協力のもと、最終肥育生産者から店頭に並ぶまで、自社による一貫管理体制を行う黒毛和牛生産事業に取り組んでまいりました。
引用元:ダイエー企業情報
ずいぶん昔から、こだわって作られている牛肉みたいですね。
ますます、食欲が増えてきますね!
<『さつま姫牛』のこだわり>
・肉牛の中でも脂肪の融点が低く、肉質が柔らかい未経産の雌牛に限定し、原料を厳選して配合した良質な飼料を与え、1頭1頭丁寧に肥育しています。
・「日本格付協会」が定める肉質等級の3等級以上のものに限定し、全農家が共通のプログラム管理により、”安心・安全“で品質の安定した肉作りで、霜降りがきめ細かくまろやかな口当たりが特徴です。・生産から販売までの一貫管理体制の取り組みについて、農林水産省が国産農林水産物の消費拡大に寄与する事業者・団体等の優れた取り組みを表彰する『フード・アクション・ニッポン・アワード』において6年連続入賞し、継続的な食料自給率の向上と、地域農業の活性化にも取り組んでいます。
引用元:ダイエー企業情報
では、さっそく焼いてみます!
4.さつま姫牛 焼いてみた
ネットで見てみると、肉に切れ目を入れて焼くといいらしく、焼きすぎない方が良いとのこと。外側の脂身は切り落とし、細かく切って牛脂として使いました。
料理のプロの人が見ると、つっこみ所がたくさんあるんだろうなあ・・(笑)
でも、いい匂い!
ひっくり返して、数秒後に完成!
プチトマトを買うのを忘れた!色合いが・・・。
5.秋は辛味野菜と一緒に・・(薬膳)
漢方的には、秋は辛味を取る時期。肉は甘味です。
辛味野菜の大根サラダと一緒に食べるが良いですね。今日はニンニクが無かったので、使ってないですが、秋は辛味野菜のニンニクを使った方がベター。
五味バランスをとるために、かすかな苦味のレタス、少し酸味を足すためにポン酢、鹹味の塩コショウの塩は粗塩を使いました。
6.ダイエーアプリとは!?
まだ、私もダウンロードしたとこなので、使いこなせていませんが、ご紹介します。
①イオンカードやイオンのポイントカードの情報を登録するとWAONポイント100ポイントもらえます!
②きちんとキッチン:YouTubeで料理のレシピや調理方法が見れます。
③web限定、アプリ限定のチラシやクーポンが配信されます。
まだまだ、キャンペーン等、何やらありそうですが、使っているうちに分かるでしょう!
余談ですが、ダイエーキャラクターのモッくんの動画がYouTubeで見れます!
今回は以上です~ ではでは~
川のせせらぎ・・癒しの秘境・・杖立温泉!
温泉好きなので、温泉も書きます!
私が4度もリピートしている温泉を紹介します。
熊本県と大分県の境あたりになる、秘境の温泉です!
川のせせらぎ・・癒しの秘境・・杖立温泉!
1.雰囲気最高!
とにかく雰囲気が良いのです。人がたくさんいてガヤガヤしている温泉街ではありません。静かで、のんびりできる、日々の事を全部忘れさせてくれる秘境の温泉!場所は、熊本県ですが、大分県とのほぼ境にあります。
私は、まず新幹線で博多へ行き、JRで日田駅まで行きました。そこから杖立温泉行きのバスに乗って杖立温泉へ到着という感じです。バスの本数は少ないので、注意しないといけませんね。
温泉のお湯は薬98度で湧き出ており、厳選かけ流しのようです。
どんな風景かというと・・
2.湯めぐり、プリンめぐり
複数の温泉宿があり、湯めぐりが堪能できます。私は、4回リピートしている温泉ですが、遠くからの遠征で、しかも仕事の関係で1泊しかできない状況にあり、いくつも回ることができません。着いたらもう夕方なのです。朝は、午前中のバスに乗って帰らないといけません。あまりのんびりもできないですね。行った時によっては、着いたとたんに大雨、雷なんて時もありまして、湯めぐりはほとんどできていません。
入った温泉宿は、「わかのや」「米屋」くらいでしょうか・・。
また、この杖立温泉の温泉街では、「杖立プリン」たるものがあります。湯めぐりしながら、プリンめぐりが出来るのです!これも杖立温泉の魅力!ただ、売り切れや、施設が休みの時などあって、食べれない時も・・。
3.趣のある小さな旅館
毎回、宿泊したのは、「わかのや」です。ここの旅館、建物自体は古いそうで、歩くとミシ・・ミシ・・と言う趣のある音がします。これがまたいいのです。「千と千尋の神隠し」の古めかしい和風の建物?ジブリ的な雰囲気を感じます。建物は古いですが、中はとても綺麗です。
前回、行った時の食事の写真は、撮ってなかった・・。
デザートの写真がありました!季節は冬でした。ミカンジュースと、みかん(笑)私が、みかん好きと言うことで用意してくれました(笑)
また、今度行くときも、ここに泊まりたいですね!
4.蒸し風呂
ここの旅館は、蒸し風呂があります。旅館によってある所とない所があるようです。蒸し風呂、まあ温泉の蒸気によるサウナです。温泉の硫黄の匂いをかぎながら、汗をたっぷりかけます!
※ここの旅館の蒸し風呂に、前回入った時、「ああ~気持ちいい」と調子に乗ってドアを勢いよくあけると、手を打ってしまいました(笑)。今度から慎重にあけます・・。
杖立温泉 四季の宿 わかのや http://www.wakanoya.jp/
5.また行きたい!
寝るときは、とても静かです。聞こえるのは川のせせらぎのみです。
最高の癒しです・・。
今度は2泊3日で、1日温泉巡りしたいですね。散策もしたいです。
こんな井戸もありました。目に良いらしいです。
あと、帰る時は、バス停の近くに売店があるので、そこで少しですが、お土産を買うことができますよ。
温泉の詳細な情報は↓
杖立温泉(熊本県阿蘇郡小国町)https://tsuetate-onsen.com/
漢方的、食べ過ぎとは!?
どんなに美味しくても、食べ過ぎは禁物・・。
漢方的、食べ過ぎとは!?
1.腹八分目
子供の頃から病気をあまりせず、元気で食欲旺盛だった人が、中年になって食欲旺盛でメタボになってしまうような人の体質を、漢方の専門用語で「臓毒体質」と言います。単純に表現すれば、食べ過ぎて毒素がたまっている人ですね!食べる物にもよるとは思いますが、腹八分目くらいが良いとされています。暴飲暴食は禁物です!
次は、味ごとに見ていきます。
2.甘いもの食べ過ぎ!
甘味の漢方的性質は、「甘味は脾を補い、腎を抑える」でした。
白い精製された砂糖がたくさん入ったスィーツ等、甘みの強いものを食べ過ぎると、返って脾に負担がかかり、腎を強く抑えてしまいます。腎を抑えるという事は、尿を出す機能が落ちる事が考えられ、体に余計な水分が溜まる事が、漢方的には考えられます。
自然の食材の中で甘味を取るほうが良いでしょう。
甘味料としては、白糖よりも黒糖や蜂蜜,ラカンカ等の方が、ましと考えます。
※脾=上部消化器官に近い概念
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3.しょっぱいもの食べ過ぎ!
塩分取りすぎると、血圧が上がるって言われますよね。
鹹味(しょっぱい)の漢方的性質は「鹹味は腎を補い、心を抑える」でした。
鹹味を食べ過ぎると、返って腎に負担がかかり、心を強く抑えてしまいます。
腎に負担がかかるという事は、上記の通り、余計な水分がたまる可能性があり、さらに心を強く抑えますので、血液循環全体に問題が出る可能性があるわけです。漢方的にも塩分を取りすぎると、血圧が上がるというのも、なんとなく理解できます。
ここで工業的に作られた化学塩(純粋な塩化ナトリウム、食塩の事)と、海水から作った伝統的な粗塩を比べてみます。
化学塩は純粋な鹹味のみですが、粗塩は塩分以外のミネラルが入っています。
塩分以外のミネラルは、お豆腐を作る時に必要な「にがり」の事ですね。「にがり」は苦味です。粗塩は鹹味と苦味を含んでいる事になります。
苦味の漢方的性質は「苦味は心を補い、肺を抑える」でした。苦味は心を補ってくれるのです。つまり粗塩は、「心を補いながら鹹味を取れる」わけです。
化学塩より、粗塩の方が腎にも心にも負担がかかりにくい事になりますね。
※心は、心臓だけの概念ではなく、体全体の血液循環や精神活動の概念も含みます。
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4.辛いもの食べ過ぎ!
テレビのバラエティ番組で、激辛料理を芸人さんが、苦しい顔をしながら完食するシーンが結構よくありますよね。漢方的には、とても恐ろしい・・。
辛味の漢方的性質は「辛味は肺を補い、肝を抑える」でした。辛味を食べ過ぎると、返って肺に負担がかかり、肝を強く抑えます。肝は体の微妙なバランスを整えている臓なので、激辛芸人さんはどうなるのか心配ですね。激辛食材は刺激物ですからほどほどに・・。
また肝は、栄養(漢方における血)を貯め、ストレスの影響も受けやすい性質を持っています。肝が弱ると、漢方的には、皮膚がカサカサになったり、目が疲れたりすることがあります。
あと、お酒も辛味です。お酒を飲みすぎると、肝臓が悪くなるとか、急性アルコール中毒になると、呼吸抑制が起きたりすることも納得がいきますね。
5.酸っぱいもの食べ過ぎ!
酸味の漢方的性質は「酸味は肝を補い、脾を抑える」でした。酸味を食べ過ぎると返って肝に負担がかかり、脾を強く抑えます。酢を原液でグビッと飲んだりすると、胃の調子が悪くなったりしますが、あまりする人はいないですかね。美味しくないですから。
6.苦いもの食べ過ぎ!
苦味の漢方的性質は「苦味は心を補い、肺を抑える」でした。苦味を食べ過ぎると返って心に負担がかかり、肺を強く抑えます。しかし、苦味が強すぎると、基本的にまずくて食べられません。苦味の食べ過ぎは、一般的な日常生活では、起きないと考えて良いと思います。
今回は、以上です~
薬膳と春夏秋冬
漢方と季節は、関係が深いのです。
薬膳と春夏秋冬
1. 五季
前回の記事で、五臓六腑や五味を説明しました。漢方では、いろんな事を5つに分けて考える事が多いのですね。では季節は、どのように考えるのでしょうか。季節は、春夏秋冬、4つですよね。
しかし、漢方では、これを5つに分けて考えます。春、夏、秋、冬、土用、の5つで、五季と言います。土用と言うのは、「季節の変わり目」の事です。「夏の土用に鰻を食べる」なんて言いますよね。その「夏の土用に鰻を食べる」は、「夏の季節の変わり目に鰻を食べる」という意味になります。(江戸時代に鰻屋が言い始めた事のようですけど・・)
2.暦
この漢方における季節、五季(春、夏、秋、冬、土曜)は、暦上の季節です。
立春から春に入り、立夏の約18日前から立夏までが、春の土用。
立夏から夏に入り、立秋の約18日前から立秋までが、夏の土用。
立秋から秋に入り、立冬の約18日前から立冬までが、秋の土用。
立冬から冬に入り、立春の約18日前から立春までが、冬の土用。
という事になります。年によって日は、微妙に変わります。
3.五味と五季
では、前回の記事の五臓六腑と五味と合せると、
肝・心・脾 ・肺・腎
酸・苦・甘 ・辛・鹹
春・夏・土用・秋・冬
このように対応しており、漢方的には以下のような解釈になります。
春は肝が弱りやすいので、酸味をとると良い。
夏は心が弱りやすいので、苦味をとると良い。
秋は肺が弱りやすいので、辛味をとると良い。
冬は腎が弱りやすいので、鹹味をとると良い。
土用は脾が弱りやすいので、甘味をとると良い。
※鹹味=しょっぱい味
ここで、注意点があります。あくまで意識する程度の事であって、季節によって極端な食事をとるという意味ではないですね。また、ここで言う甘味とは、砂糖のような調味料的に強い甘味ではなく、もともと食材に含まれている甘味の事です。昔は、白い精製された砂糖はありませんでしたから。
4.食べ物の性質と薬膳
前回記事も合わせて読んでもらえれば分かりやすいと思いますが、例えば・・
ニンジン・・味は甘味・・特に体を温めたり冷ましたりしない(平)
ゴーヤ・・・味は苦味・・体を強く冷ます性質あり(寒)
ネギ・・・・味は辛味・・体を少し温める性質あり(温)
こんぶ・・・味は鹹味・・体を強く冷ます性質あり(寒)
ゆず・・・・味は酸味と甘味・・体を少し冷ます性質あり(涼)
このように普段食べている食べ物に、普通に漢方的な性質があるのです。
食材も生薬も元は同じ・・薬食同源なのです。
どのような季節にどんな味をとろうか?
冷えがあるので、温める食べ物をとろうか?
夏の土用に、旬の甘い桃を食べようか?
などなど、普段、普通に食べているものだけで、色々考えて、自分に合った食事をする事ができます。薬膳はそれで良いのです。普通の食材を使って、普段の食事で行えます。薬草を無理に料理に組み込むとか、しなくてもいいのですね。(もちろん、薬草の好きな人は組み込んで良いです)
食べ物の性質に関しては辞書的な書籍が販売されています。書籍によって書いてある事が微妙に違ったりするところもありますが。
「現代の食に生かす食物性味表」「東方栄養新書」など色々と売っていますので、参考にして普段の食事を楽しんでみてはどうでしょうか。
薬膳とは!?~薬食同源~
漢方において、食物を食べること、薬を飲むこと、とは?
薬膳とは!?~薬食同源~
1.薬食同源
今回は、食材と生薬(薬用植物)の関係についてお話します。
漢方では「薬食同源」という考え方があります。食物を食べる事と、薬を飲む事は、元は同じ事で、食べ物は、考え方、使い方、調理方法、加工方法などによって、料理にも薬にもなるという事です。そして、食べ物で病気を防ぐという考え方もあり、食べ物を食べるという事は、薬を飲むのと同じくらい重要な事なので、普段の食事を疎かにするのは良くないと考えます。昔の中国の皇帝の食を指導する医者は、一番偉い医者だったそうです。それほど、食事は漢方では重要な位置付けになっています。
ショウガ、ヤマイモ、ラッキョウ・・等、食材であり、生薬の原料(薬用植物)でもあるのです。
2.薬膳
薬膳料理って聞いたことありませんか?
薬膳とは、単純に薬草を料理に使ったものではありません。漢方の考え方が深く関わっています。現代の栄養学からくる栄養成分をどれだけ摂取するとか、カロリーがどうとか、そういう事でもありません。
個々の体質に合った食材や調理方法を個別に選び、病気を予防、または、漢方治療など東洋医学的な治療を補助する、食事療法というイメージです。
3.五臓六腑(ごぞうろっぷ)
五臓六腑・・ちょっと専門的になってしまいますが、薬膳を説明するのに、どうしても必要なので説明しますね。内臓の事をさしているのですが、厳密には解剖学とは違います。
古来より、世の中は五つの要素(五行)から成り立っていると考えられてきました。
五行:木 火 土 金 水 です。
人間の体も同様、五つの要素で出来ていると考えられており、以下になります。
五臓:肝 心 脾 肺 腎
五腑:胆 小腸 胃 大腸 膀胱
これに、実態はありませんが、考え方として、体に臓腑をおさめる空間(三焦、腑の一種)を合わせて、「五臓六腑」となります。
解剖学は、漢方よりも後に日本に入ってきました(江戸時代)。当時、解剖学に出てくる臓器に名前をつけなければならなかったため、かつてよりあった概念「五臓六腑」を臓器の名前に当てはめました。そのため、若干、解剖学とは性質や考え方に違いがあります。
※脾=東洋医学上の消化器官のような意味合い。解剖学上の脾臓のことではない。
4.五味
薬膳でとても重要な考え方の一つが「五味」です。酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(しょっぱい味)の五つの味の事です。
酸味は肝・胆を補い、脾・胃を抑える
苦味は心・小腸を補い、肺・大腸を抑える
甘味は脾・胃を補い、腎・膀胱を抑える
辛味は肺・大腸を補い、肝・胆を抑える
鹹味は腎・膀胱を補い、心・小腸を抑える
これが五味と五臓六腑の関係になります。
一つの味だけを取りすぎると五臓六腑に歪がでてしまうのですね。健康な人でも五つの味をバランスよく食べるのが健康のコツになります。
病のある人の場合は、人によって、五臓六腑の悪いところが違うので、取るべき味が変わってくるのです。そのため個々に合わせた食事が必要という考え方になるわけです。
5.五気
もう一つ、薬膳で重要なのが、「五気」です。五気は、体を温める食材か、冷ます食材か、という食材の性質の事です。
熱:体を強く温める
温:体を温める
平:温めも冷ましもしない
涼:体を冷ます
寒:体を強く冷ます
例えば、熱性の食べ物=体を強く温める性質の食べ物という事です。
五味、五気、これらの考え方を複合して個々に合わせて料理を作り、食す。
これが薬膳の考え方です。
薬用植物でご飯炊いてみた!
健康茶を入れて、ご飯を炊いてみました。
お味は?
薬用植物でご飯炊いてみた!
1.大量にもらった健康茶
よもぎ茶、柿の葉茶、どくだみ茶、枇杷の葉茶、この4種の健康茶を大量に貰いました。サンプルなのに、全部飲みきるのに、どれくらいかかるのだろうというくらいに貰いました。私は一人暮らしの男性で、何か大量に健康茶を消費できるアイデアはないだろうか?と考え、考え付いた幼稚なアイデアが・・お米と一緒に入れて炊き、健康茶ご飯(薬用植物ご飯?)にするという考えでした。お茶ごはんもあるのだし、大丈夫では??
※以下、効能効果等は、薬機法に触れるといけませんので、記述を避けますね。健康茶として頂いているので、効能はうたえませんし。漢方の製薬会社のHPには生薬の効能効果の詳細が載っているのですが、あれは製薬会社だから問題ないのでしょうね。(製薬会社のHPでもないのに、載せているところは大丈夫なのでしょうか?)
2.よもぎ
よもぎは、馴染みのある植物ですね。おもちに入れたりします。緑のおもちになりますよね。身近な薬用植物で、よもぎの生薬名は「艾葉(がいよう)」です。漢方薬に使用される事があります。
3.柿の葉
柿の葉は、漢方薬には入っていません。柿の葉は、専ら健康茶として売られています。
柿の葉はビタミンCが豊富なようですね。ちなみに、柿のヘタ(柿の実の枝とくっついている所の根本に生えている緑の葉みたいなもの)は漢方薬に入っている事があります。
4.どくだみ
どくだみは、有名な薬用植物です。健康茶でも定番ではないでしょうか?味は好みが分かれるところだと思います。植物として生命力が強く、雑草として嫌われる事もあるようです。どくだみの生薬名は「十薬」です。漢方薬に使用される事があります。
5.枇杷の葉
枇杷は、果実は食されると思いますが、枇杷の葉って馴染みが薄いですよね。しかし、江戸時代は民間療法としてよく使われていたようです。枇杷の葉の生薬名は「枇杷葉」です。そのままですね。漢方薬に使用される事があります。
どれも似たような見た目ですが・・。
6.実際にお米と炊いてみた!
健康茶の種類を1種類ずつやってみても良かったのですが、何回か飲んで見て、美味しいと思ったのは、ブレンドして飲んでみた時だったので、4種類ブレンド健康茶で炊く事にしました。
方法として、健康茶を煮出して、液体でご飯を炊く。または、健康茶をご飯と一緒に炊く。この2つがあると思うのですが、薬用植物本体も、ご飯と一緒に食べてみたかったので、方法は後者を選びました。
できあがりです!混ぜました!
意外と色がついてない??
味は薄目ですが、薬草の香りはしっかり!普通に美味しいですね!
すべて葉物ですから、葉が柔らかくなっていて食べるのに邪魔になりません。ちょっとサンプルなので茎なんかが混入しており、それはさすがに口の中で引っかかりました(笑)
大量の健康茶のサンプルは、このように使いきる事にします。
滅びゆく生薬・・
生薬は無限にあるのではなく、限られた資源です。
乱獲、伐採により、なくなってしまうのです・・。
滅びゆく生薬・・
1.生薬は限られた資源
漢方薬に配合されている生薬は、植物由来のもの、鉱物由来のもの、動物由来のものとありますが、どれも使いすぎるとなくなってしまう恐れがあります。
植物由来の生薬は、栽培技術があれば、まだ良いのですが、栽培技術がなく野生品しかない薬用植物は、使いすぎるとなくなる可能性があります。
最近、川骨(センコツ)という植物由来の生薬が希少なものとなってしまい、煎じ薬の原料としては手に入らなくなってしまいました。
動物由来の生薬は乱獲、鉱物由来は採掘しすぎにより少なくなる可能性があります。
生薬は限られた資源なのです。
2.貴重な動物性生薬
特に動物は乱獲が問題になります。
貴重な動物性生薬の代表的なものをあげてみました。
〇熊胆(ユウタン)
ヒグマやツキノワグマなどの熊の胆嚢、胆汁を乾燥したものをさします。熊胆は、熊1匹から1つしかとれない貴重なもので、ワシントン条約で商取引を規制されており、実質、入手困難となっていて、牛の胆汁(牛胆)や、豚の胆汁(豚胆)が代替として使用されています。
〇麝香(ジャコウ)
ジャコウジカ(ヒラヤマから中国の山に生息するシカ)の雄のお腹の分泌物を乾燥したものをさします。1匹のシカから1個しか取れない貴重なもので、乱獲により絶滅に瀕しているため、ワシントン条約で商取引が規制されています。
〇犀角(サイカク)
アジア、アフリカに生息するサイ科の動物の角をさします。こちらの動物も絶滅に瀕しており、ワシントン条約で商取引が規制されています。日本での入手は困難です。
〇阿膠(アキョウ)
ロバの皮を毛など取り除き、加熱して脂肪分を除き乾燥させ、膠(ニカワ)としたもの。コラーゲンを多く含み、美容に良いという事で需要が多く、近年、価格が高騰している。漢方薬では、精製ゼラチンが代用されている事があります。
その他、虎の骨など・・
3.鉱物由来の生薬は?
鉱物由来の生薬はどうなのでしょう?
石膏・・竜骨・・
今のところ、無くなってしまう、やばい!という鉱物由来の生薬を聞きません。竜骨は、大型哺乳類の骨の化石ですが、化石って無くならないものなんでしょうかね?
4.ワシントン条約で規制されていても流通?
ワシントン条約の目的
ワシントン条約(CITES:絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)は,野生動植物の国際取引の規制を輸出国と輸入国とが協力して実施することにより,絶滅のおそれのある野生動植物の保護をはかることを目的とする。
引用元:外務省
ワシントン条約で商取引が規制されるのは、上記の引用の通り、野生動植物の保護を目的とされています。
希少な動物や植物が由来となっている生薬でも、完全な人工飼育や人工栽培が可能で、それによって精製された生薬については、流通してるようです。
体に良い、美容に良い、薬になる、となると、悲しいかな人間の欲は底なしか、無計画な伐採、乱獲や密猟が起こる事があります。本当に必要な病気の人だけに、必要な生薬が適度な価格で届く日が来る事を願っております。