貧血対策！血を増やす！タコとほうれん草のカルパッチョ！

今回は貧血対策の、おかずです！

タコのカルパッチョは通常、玉ねぎを使用しますが、貧血対策として薬膳的に、ほうれん草を使用します！

タコは、体を冷ます性質を持ち、味は甘味と鹹味で脾(消化器官)と腎、脾、肝を補います。脾を調子を良くして食物から血の原料を吸収し、肝の調子を良くして血を貯めます。肝を支える腎を補うことで、肝の血の消耗を軽減します。タコは養血しながら疲れもとってくれます。

ほうれん草は、体を少し冷ます性質を持ち、味は甘味（渋味もあります）で、脾、胃、大腸、膀胱を補います。養血止血作用を持ち、血を増やしながら出血を予防します。便秘や痔の予防作用もあります。

パセリは、体を温める性質を持ち、味は辛味で肺、肝、脾を補い、養血作用があります。また瘀血の解消作用もあり血流もよくなります。ただ、カルパッチョには少し振り掛けるだけですけどね。

全体的に体を冷ます構成になっていますので、夏の貧血に良いでしょう。（季節はずれですみません・・）

タコ・・・足１本（大きさによる）

ほうれん草・・・２束

パセリ・・・１個

ドレッシング

オリーブオイル・・・大匙１杯

レモン汁・・・大匙１/２杯

醤油・・・大匙１杯（お好みで増減）

ブラックペッパー・・・少量

まず、ほうれん草を湯がきます。

湯がいた、ほうれん草の上に上記の写真のように切ったタコを乗せていきます。

その上から上記のドレッシングをかけます。

ちょっとパセリとほうれん草の色がかぶってますけどねｗ

少し前に作ったので、寒い時期とは季節はずれの、夏用の貧血対策になってしまいました。冬用の体を温める貧血対策の薬膳料理も、冬の間にアップしたいと思っています。

でも、ほうれん草とタコの味の相性は良く、美味しいですよ。

貧血の人にはレバーや葡萄なども良い食材で積極的にとると良いです。

しかし、食べない方が良い食材もあります。

それは、牛乳、ヨーグルト等の乳製品です。

乳製品には鉄分を含みません。

乳製品でお腹を満たそうとすると、鉄分が不足する傾向になります。貧血の人は、他の食材でお腹を満たすようにしましょう。

Maety Diary