貧血や冷え、瘀血の悩みに、海鮮人参炒めのあんかけ!
まだまだ寒い日が続きますね~調子崩してないですか~。
さて、今日は、貧血と冷えと瘀血。
けっこう、複合的な悩みをかかえている人が多いためです。
貧血や冷え、瘀血の悩みに、海鮮人参炒めのあんかけ!
瘀血とは?
東洋医学には、瘀血(おけつ)という概念があります。
ケガや病氣、運動不足等、さまざまな原因で、血流が悪くなった状態を血瘀(けつお)状態と言い、血瘀状態によって生じる血のかたまりを瘀血(おけつ)と言います。
イメージとしては、瘀血は、血流が悪いとか、古い血が溜まっているというような感じになりますかね。
瘀血になると、針を刺すような痛み、あざ、腫物やかたまり、出血傾向等、おこる可能性があります。
1.海鮮人参炒めのあんかけの薬膳解説
エビの薬膳解説
エビは体を温める性質を持ち、味は「甘味」で脾(消化器官)、肝、腎、肺を補強します。特に腎の虚弱による手足の冷えを温めます。
人参の薬膳解説
人参は「平」(温めも冷やしもしない)、または少し温める「微温」性質を持ちます。味は「甘味」で脾、肺、胃、肝を補強します。また、養血作用があるため、血を増やすことができます。
イカの薬膳解説
イカは「平」(温めも冷やしもしない)の性質を持ち、味は「鹹味」(しょっぱい味)で腎、肝を補強します。また、養血作用があるため、血を増やすことができます。
酢の薬膳解説
酢は体を温める性質を持ち、味は「酸味」で肝を補強します。また酢独自の性質として、「活血散瘀」という瘀血を改善する作用があります。血流がよくなります。
あんの調味料として使用します。
総合的解説
人参とイカで血を増やし、エビと酢で体を温めます。酢は瘀血にも良いので血流も良くします。
今回は、他の食材として白菜を使っています。白菜は寒熱に影響せず、今回の期待する効果には関係ないので解説からは、はずしました。(ちなみに白菜は熱性の便秘や咳等に良いです)
より瘀血に効果を期待したい場合は、白菜の代わりにチンゲン菜を使うと良いです。
2.海鮮人参炒めのあんかけのレシピ
一人分のレシピです
エビ・・少し大きめのものを数個
イカ・・ぶつ切りにしたものを数個
人参・・1/3~1/4本 適当に切ります
白菜・・二枚程度
あんのレシピ
水・・180㏄
醤油・・大匙1杯
出汁・・大匙1.5~2杯
酢・・・大匙1杯
清酒・・大匙1杯
片栗粉・・大匙2杯
まず片栗粉を水に溶かしておきます。
そして、具材を中火で炒めます。
いい感じに炒めたら、片栗粉と水以外の調味料を投入します。
適当に混ぜて、弱火で熱しながら、片栗粉を溶かした水を少しずつ、全体になじむように入れていきます。とろみが出てきたら火をとめます。
3.海鮮人参炒めのあんかけ、完成!
完成しました!
ご飯すすみますよ~!
それでは~👋