Maety Diary

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美肌に、蓮の実と白木耳の蜂蜜レモンがけ!


今日は美肌の薬膳デザート考えてみました。

美肌に、蓮の実と白木耳の蜂蜜レモンがけ!

1.蓮の実と白木耳の蜂蜜レモンがけの薬膳的解説

美肌には、氣血を補い、体を温め、潤いを補給するような食薬、五臓を補うような食薬を使います。

白木耳の薬膳解説

白木耳は、平(温めも冷やしもしない)の性質を持ち、味は甘味(淡味もあり)で、胃、肺、腎補います。滋陰潤肺と言って、肺や皮膚を潤す作用を持っています。

 

蓮の実の薬膳解説

蓮の実は、平(温めも冷やしもしない)の性質を持ち、味は甘味(渋味もあり)で脾(消化器官)腎、心を補います。頻尿や夜尿、不眠などにも良いです。

 

蜂蜜の薬膳解説

蜂蜜は、平(温めも冷やしもしない)の性質を持ち、味は「甘味」で、脾や肺、大腸を補強します。

 

レモンの薬膳解説

レモンは、平(温めも冷やしもしない)の性質を持ち、味は「甘味」「酸味」で、脾(消化器官)胃を補強します。

 

枸杞子の薬膳解説

枸杞子は、平(温めも冷やしもしない)の性質を持ち、味は甘味。補う臓は、肝、腎、肺になります。肺と腎の陰虚、肝と腎の虚弱を改善します。精と血を増やし、眼精疲労や白髪に良いとされています。

 

総合的解説

上記の通り、五臓すべてを補う組み合わせになります。特に白木耳は皮膚を潤し、枸杞子も体を潤します(滋陰類)。蜂蜜と蓮の実は、甘味で脾を補いますが、関連するものとして、肌肉(皮膚と筋の間)も補います。以下、五行の表を参照。

 

五臓:肝、心、脾、肺、腎

五味:酸、苦、甘、辛、鹹

五体:筋、脈、肉、皮、骨

つまり五行論では、甘味は、肉(肌肉)を補います。

 

薬膳とは理論が違いますが、レモンにはビタミンCが豊富です。

 

2.蓮の実と白木耳の蜂蜜レモンがけのレシピ

蓮の実・・・20個程度

白木耳・・・4~5株程度

蜂蜜レモン・・・適当、お好きな量

枸杞子・・・15個程度

まず、使用する量の蓮の実を15~20分くらい熱湯でゆがきます。

 

湯がいたあと、芯に苦味があるので、爪楊枝で除きます。

氣にならない人は、そのままでいいです。

 

乾燥した白木耳を湯で戻します。

 

黄色い根本は切り取ります。


白木耳を皿に盛りつけます。

 

蓮の実を加え、混ぜます。

 

蜂蜜レモンをかけます。

 

3.蓮の実と白木耳の蜂蜜レモンがけ完成

最後に枸杞子を飾り付けて、完成です!!!

白木耳がプニプニして、とても良い食感で、美味しいです!!

美容デザートにどうぞ!!

 

レモンの酸味が苦手な人はミカンと蜂蜜でも、いい感じになりますよ↓↓↓

こっちは、蓮の実が入ってませんね💦ミスりました💦

 

それでは~😋